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芝生の広がるお家

[小さな家族に手頃な大きさ]

江戸時代、高松藩主松平家の菩提寺となった法然寺。その山号「仏生山」が町の名前にもなった、350年以上の歴史を誇る由緒正しい寺院です。

ことでん仏生山駅を南に進むと、かつてお遍路さんや近隣住民が通った、法然寺裏門につながる参詣道があります。細い路地を10分すこし歩いたところに、今回ご紹介するお家があります。

敷地の前に立つと、まず目に飛び込んでくるのは玄関までの直線的なアプローチと、その両側の緑の芝生。オーナーさん自ら、週に1,2度丁寧にメンテナンスされています。

建物は1976年築のツーバイフォー住宅。ツーバイフォー工法はフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けることで箱形の床をつくり、それを組み合わせて建物を支えるというもので、国内で一般的な柱や梁で支える建物に比べて構造が強固で、耐震・耐火・気密・防音に優れています。

国内では1974年に技術基準が確立されて一般住宅に広まったので、1976年築のこちらの建物はツーバイフォー住宅のはしりといえそうです。

玄関を入ると大きな柱時計がお出迎え。

南向きのリビングでは、娘さんが学生時代に弾いていたというアップライトピアノが目をひきます。窓を開ければ、庭の芝生が楽しめます。音楽好きのオーナーさんは、リビングに設置したコンポでクラシックを聴くのが楽しみだそう。

キッチンは使い勝手の良さそうな配置。和室が2つあり、1つは4畳ほどのコンパクトさで書斎にもいけそうです。

2階は2部屋。どちらも南向きで、近くに大きな建物もなく陽当たりは良好です。参詣道の先に法然寺のお山も見えて、のんびり田園風景が楽しめます。

建物の北側には裏庭があり、倉庫もあって便利です。

車庫は屋根付き扉付き。縦列ですが2台置けます。トールワゴンだと天井高がちょっと厳しいですが、奥の扉から出れば濡れずに家に入れます。

現在は荷物がありますが、すべてオーナーさん負担で撤去予定です。

また、トイレが和式なのが難点ですが、オーナーさん負担で洋式トイレにリフォーム予定となっています。

​全体的にコンパクトなお家ですが、家族4名くらいまでなら無理なく住めそうです。

周辺は住宅地になっていますが、少し歩けば田畑が広がります。夏は水田を渡ってくる風のおかげか、市内に比べると気持ち涼しいように感じます。

物件詳細】

・種別:売家

・所在地 :高松市仏生山町
・建築構造 : 木造2階建

・敷地面積:263.33㎡
・建物面積 : 83.74

・駐車場 : 2台分(縦列)

・築年月: 1976年10月

・価格:450万円
・交通 : ことでん仏生山駅歩12分

・取引様態 : 媒介

​情報更新日:2024/2/19

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玄関脇の大きな柱時計。いまもまだ動くはず。

[自分好みのリフォームにピッタリ]

実は、オーナーさんがこちらに住んでいたのはもう20年近く前のこと。ですが今のお住まいに引っ越されてからもずっと、15分ほど車を走らせて、こちらのお家を管理されているのだそうです。

夏の暑い時も庭の草むしりと芝生の刈り揃えをしっかりされているので、いつお伺いしても手入れの行き届いた庭に、本当に頭が下がります。

毎週窓も開け閉めしているので、建物の状態も良好です。雨漏りも過去にはあったものの現在は修繕済みとのこと。

仏生山ではこの価格の物件はほとんど出ておらず、格安の物件です。

その理由は物件までの道が狭いこと。一番狭いところは2mを切っているので、軽自動車やコンパクトカーなら問題ないですが、サーフやランドクルーザーのような車はちょっと難しそう。

ただそのおかげで、住んでいる人以外は宅配の車がたまに通るくらいで、ほとんど車通りはありません。近隣の散歩コースになっていて、こどもたちも安心して遊んでいたりします。

運転はそのうち慣れるとするなら、道幅が狭いのもいいことなのかも。

もちろん50年近く前の建物なので、今となってはお風呂や洗面所に古さはありますが、まだまだ現役でじゅうぶん使えます。

台所もふくめて水回りをリフォームすれば、快適さもぐんとアップ。物件価格と合わせて1000万円くらいでリフォームまでできてしまいます。

自分好みのリフォームをしたい方にはピッタリの物件、いかがでしょうか。

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レトロなシャンデリアと応接セット

オーディオも昭和のメカニカルな格好良さ。

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